「トゥルル トゥルル」(やばい、勢いでかけちゃったけど、なんて説明しよう?)と思った瞬間に「はい、みはしです。」
僕「あ、あの先ほど2階の手前から2席目で食べてた者ですけど…」(恥ずかしくて{抹茶あんみつ}のワードが言えなかった…)一時間半位前にもしかしたら小銭入れ忘れたかもしれないんですけど…」 店の人「あ、ちょっと確認してきますね。」 僕(お願い!見つかれ!) 店の人「もしもし?そのお財布の特徴ってありますか?」 僕(えっ?もしかして見つかった?)「あっ、黒くて4センチ四方位で、パカッとあくやつなんですが…」(こんなんでわかるの?) 店の人「…それっぽいのが一点こちらで預かってますが。」 僕(やった!)「あ、多分それだと思います。ありがとうございます!」 といったようなやりとりが無事におこなわれ、僕は絶望感から一気に期待感へとかわり再び上野{みはし}へ向かい、「事件」から2時間半ぶりの再会をはたしたのである。その小銭入れが…
これです!受け取った時にはおそらく{抹茶あんみつ}のカロリー分位は肉体的、精神的に消費したに違いないと思い、「ふぅ」と一息ついた後に「ここ最近で1番あせったなぁ。」と、一人でつぶやいたのであった…。 fin… murakami.